01町の外の人
町の人口より、通りすぎる人のほうが、ずっと多い。
釧路管内の 8 つの市町村に住んでいる人は、合わせて 204,968 人です。そこへ、一年に延べ 719.1 万人が、観光で来ています(2024 年度。北海道 釧路総合振興局の調べ)。
くわしくは、読みものの「観光で来る人」と「暮らしに来る人たち」に書きました。月ごとの動きは「商売の暦」にあります。
02ホームページが効く理由
遠くの人は、ネットでしか探せません。
ここからは、私の考えです。
近所のお客さまは、店の前を通り、人から聞いて、来てくれます。遠くの人には、そのどちらもありません。行く前に、あるいは買う前に、ネットで探して、比べて、決めます。
ですから、町の外の人が相手の商売は、ホームページが効きやすい商売です。次のような商売です。
- 泊まる所。宿、民泊、月ぎめの部屋。来る人は、部屋を見ずに、遠くから決めます。
- 体験と案内。カヌー、釣り、乗馬、ガイド。日にちと値段と、集まる場所。
- 食べものを作って送る商売。水産加工、乳製品、菓子。一度買った人が、また買える場所。
- ここにしか無い品物や技。遠くても、探している人がいるもの。
こういう商売は、「毎年、強くしていく」ことに意味がある商売でもあります。どの商売がどのあたりかは、「どの商売なら、作る意味があるか」に、国の調査の数字で並べました。
03品物を送る商売
売る仕組みは、借りる。伝える場所は、自分で持つ。
ネットで品物を売るとき、注文と支払いの仕組みを一から作ることは、おすすめしていません。作ったあとの手間とお金が大きくなるからです。すでにある通販の仕組みや、ふるさと納税の仕組みを使います。
ふるさと納税は、町の外の人に品物を送る、大きな入口になっています。白糠町の数字は、「白糠町のふるさと納税は、全国で 2 番目」に書きました。
ただ、借りた仕組みの中では、どの店も同じ形の箱に入ります。だれが、どこで、どう作っているのか。それを自分の言葉と写真で伝える場所は、自分で持っておく価値があります。ホームページは、その場所です。そこから、通販の仕組みへつなぎます。
ネットで品物を売るときは、売る人の名前や、送料、返品のことなど、法律で書くと決まっていることがあります。「ネットで売るときに、書くと決まっていること」にまとめました。
04外国からの人
冬に来る。台湾の人が 4 割。
釧路管内に泊まった外国からの人は、2024 年度に延べ 169,980 人泊。いちばん多い月は 2 月(36,290 人泊)です。国と地域の内わけでは、台湾が 41.2% でした。
ここからは、私の考えです。外国からの人を迎える商売では、ホームページの全部を訳す必要はありません。はじめは、場所、時間、値段、予約のしかたを書いた一枚を、英語と中国語(台湾で使われる字)で用意します。地図の登録にも、同じことを書いておきます。