山岸ラボYamagishi Lab

トップ / 数字の調べ方

数字を、どう調べているか。

どの資料を使い、どう計算し、どう確かめているか。「数字で見てから作る」と名乗る以上、その方法をお見せします。

01資料

使っているのは、だれでも見られる資料です。

このサイトの数字は、国や北海道、市や町などが公開している資料から取っています。特別な資料は使っていません。どなたでも、同じ資料にあたって確かめられます。それぞれのページの最後に、出どころを書いています。

資料出している所何に使っているか
経済センサス‐活動調査(令和 3 年)総務省・経済産業省町ごと・業種ごとの事業所の数。個人で営む商売の売上と費用(全国の平均)
住民基本台帳に基づく人口(2026 年 1 月 1 日、2021 年)総務省町の人口、65 歳以上の割合、年齢ごとの人口
国勢調査(1920〜2020 年)総務省(釧路市がまとめた表)釧路市の人口と世帯の移り変わり
過去の気象データ(平年値 1991〜2020 年)気象庁気温、霧の日、日の照る時間、雲の量、雪
ふるさと納税に関する現況調査(令和 8 年度実施)総務省市町村ごとの受入額、件数、費用、住民税の控除
情報通信白書(令和 7 年版)の図表総務省年齢ごとの、インターネットを使う人の割合
観光入込客数調査(令和 6 年度)北海道 釧路総合振興局町ごと・月ごとの観光客、外国から来て泊まった人
長期滞在者の来訪実績釧路市長く滞在した人の数と日数
釧路市の水産(市場取扱高及び推移)釧路市釧路港の水揚げの量と金額
産業統計 漁業厚岸町厚岸町の魚の種類ごとの量と金額(2007 年まで)
白糠の漁業(漁協の業務報告書による表)白糠町白糠漁港の魚の種類ごとの量と金額
クルーズ客船入港実績釧路市観光の船が入った回数
北海道東部の地震活動の特徴、長期評価地震調査研究推進本部過去の地震と、これからの確率
国立公園の区域の基礎情報、タンチョウの資料環境省国立公園の広さと内わけ、タンチョウの数
釧路川、幣舞橋、釧路空港、製紙業と港の資料国土交通省 北海道開発局川、橋、空港、製紙の歴史
運行実績などの発表JR 北海道 釧路支社観光列車の走った日数と乗った人の数
町や村、研究機関、財団のページ鶴居村、厚岸町、白糠町、北海道立総合研究機構、前田一歩園財団、国立国会図書館 ほかそれぞれの読みものの中身

このサイトの表や文の数字は、これらの資料をもとに、山岸ラボが数えたり計算したりしたものです。国や町が出した表そのものではありません。

02式

計算に使っている式。

  • 人口 1 万人あたりの軒数= 事業所の数 ÷ 人口 × 10,000。
  • 全国の何倍か= その町の、人口 1 万人あたりの軒数 ÷ 全国の、人口 1 万人あたりの軒数。
  • 30 万円の重さ= 30 万円 ÷(一年の売上 − 費用の合計)。個人で営む商売の、全国の平均で計算しています。売上が何 % 増えれば、かけた 30 万円が戻るかを表します。
  • インターネットを使っている人の見積もり= 年齢ごとの人口 × その年齢の人が使っている割合、を足し合わせたもの。同じ計算を全国の人口ですると 85.4% になり、国が公表している全体の割合(85.6%)とほぼ合います。
  • 日の入りの時刻と方角= 太陽の動きの簡易な式(アメリカ海洋大気庁が公開しているもの)で、釧路市の位置から計算した目安。数分のずれがあります。

03確かめ方

間違いを入れないための、三つの決まり。

一つめ。数字を、手で打ちこまない。文の中の数字は、資料から読んだ値を、道具が式で入れています。写し間違いが起きないようにするためです。

二つめ。書いた事実を、資料の文と突き合わせる。「1890 年に 440 戸が入った」のような事実は、同じ言葉が資料の中にあるかを、道具で一つずつ確かめています。見つからなければ、ページは作られません。

三つめ。比べる言葉も、式で確かめる。「いちばん多い」「半分以下」「10 年続けて増えた」といった言葉は、本当にそうなっているかを、数字で確かめてから出しています。

この決まりは、実際に役に立っています。白糠漁港の金額の順を、私は「カニがツブ貝より上」と思いこんで書きました。確かめの道具が止めました。資料では、ツブ貝のほうが上でした。鶴居村に集まるタンチョウの割合も、「年々下がっている」と書きかけて止められました。数字を見ると、2023 年度がいちばん高かったのです。どちらも、資料に合わせて書き直しました。

04限り

この数字で、言えないこと。

  • 全国の平均は、あなたのお店の数字ではありません。商売の売上と費用は、全国の個人経営の平均です。釧路地方だけの数字でも、あなたのお店の数字でもありません。
  • 役所の事業所も、入っています。事業所の数は、国や市町村が営むもの(学校、保育所、役場など)も入った数です。
  • 調べた年の数字です。事業所の数は令和 3 年(2021 年)のもので、いまの数とは違うことがあります。この年は、感染症の影響があった年でもあります。
  • 軒数の少ない業種は、数字が大きく動きます。1 軒しかない業種は、1 軒増えるだけで 2 倍になります。
  • 見積もりは、見積もりです。インターネットを使っている人の数は、全国の年齢ごとの割合を、町の人口に当てはめたものです。町ごとに調べた数字ではありません。

05数字と考え

数えたことと、考えたことを、分けて書きます。

町のページには、数えた結果だけを書いています。理由の見立ては書いていません。読みものの中で私の考えを書くときは、「ここからは、私の考えです」と断っています。

資料を集めて読むこと、下書き、確かめの道具づくりには、AI を使っています。どの資料を使い、何を書くかは、私が決めています。

06間違いを見つけたら

間違いを見つけたら、教えてください。

数字や事実の間違いに気づかれたら、お知らせください。確かめて、直します。直したときは、そのページの「最終更新」の日付が変わります。

ご連絡は、ご相談のページのフォームからお願いします。

07訂正の記録

直したら、ここに書きます。

いまのところ、訂正はありません。

数字や事実の間違いを直したときは、日付と、ページと、何をどう直したかを、ここに残します。黙って書きかえることは、しません。

地図の海岸線は、だれでも使える地図のデータ(Natural Earth)から描いています。町の位置は、国土地理院の住所の検索で取りました。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。