01道は三つ
自分で仕組みを作らなくても、売れます。
ネットで品物を売るとき、注文と支払いの仕組みを一から作る必要はありません。すでにある仕組みを借ります。大きく分けて、三つの道があります。
| どんなものか | 向いている場合 | |
|---|---|---|
| 大きな売り場に、店を出す | たくさんの店が並ぶ、ネットの上の売り場に出します。 | 探している人が多い品物。売り場のお客さまに見つけてもらいたい場合。出すお金と、売れたときの手数料がかかります。 |
| 自分の店を、借りた仕組みで開く | 通販の仕組みを借りて、自分の名前の店を開きます。 | すでにお客さまがいる場合。一度買った人に、また買ってもらいたい場合。お客さまは、自分で連れてきます。 |
| ふるさと納税の返礼品に出す | 町を通して、寄付をした人に品物を送ります。 | その土地ならではの食べものや品物。町の役場が窓口です。 |
どれが合うかは、品物と、いまのお客さまによって変わります。はじめから一つに決めず、小さく試してから広げるのが、けがの少ない進め方です。
02始める前に決めること
仕組みより先に、送り方です。
- 送料遠くへ送ると、いくらかかるか。北海道から本州へ、冷凍や冷蔵で送ると、品物の値段に近い送料になることがあります。値段にどう入れるかを決めます。
- 送る日毎日送るのか、週に何度か決めた曜日に送るのか。店の仕事と両立できる形に。
- 包むもの箱、詰めもの、保冷の材料。一つ送るのに、いくらかかるかを数えます。
- 在庫店で売る分と、ネットで売る分を、どう分けるか。売り切れたときの知らせ方。
- 返品と、こわれて届いたときどうするかを、先に決めて書いておきます。
- 許可と表示食べものは、品物によって、保健所の許可や届け出、中身の表示が要ります。売りはじめる前に、保健所へ相談します。
03書くと決まっていること
ネットで売る人が、書かなければならないことがあります。
ネットで品物を売るときは、売る人の名前や、送料、返品のことなど、法律で書くと決まっていることがあります。「ネットで売るときに、書くと決まっていること」に、消費者庁の説明をもとにまとめました。
04ホームページの役目
売る場所は借りる。伝える場所は、自分で持つ。
ここからは、私の考えです。
借りた仕組みの中では、どの店も同じ形の箱に入ります。値段と写真だけが並び、だれが、どこで、どう作っているのかは、伝わりにくくなります。
それを自分の言葉と写真で伝える場所として、ホームページを持ちます。作り手の顔、作る場所、季節の仕事。読んだ人が、そこから売り場へ進めるように、つないでおきます。売り場を替えることになっても、伝える場所は残ります。
山岸ラボでは、注文や支払いの仕組みそのものは作りません。売り場を選ぶところと、ホームページからつなぐところを、お手伝いしています。くわしくは「町の外へ売る方へ」に書きました。