01場所
海から 5 キロの、丘の上。
釧路空港は、釧路市と白糠町にまたがる丘の上にあります。海岸から 5 キロメートル、釧路の市街地からは北西へ約 22 キロメートルです。
開港は 1961 年(昭和 36 年)7 月。はじめはプロペラ機のための空港でした。1973 年に滑走路を 1,800 メートルへ延ばしてジェット機が飛べるようになり、東京便が始まります。2000 年には 2,500 メートルになり、海外からのチャーター便も来るようになりました。
いまの主な路線は、東京(羽田)、新千歳、丘珠の三つです。ほかに、季節だけ飛ぶ便があります。
02霧
開港からずっと、霧が課題だった。
釧路市のページは、はっきりこう書いています。開港して以来、霧による欠航が長年の課題だった、と。北海道開発局のページも、夏の濃い霧で飛べる割合が下がることを、長年の課題として挙げています。
手が打たれたのは 1995 年です。前が見えにくいときでも、電波で飛行機を滑走路まで導く装置(計器着陸装置、ILS)のうち、等級の高いものが入りました。2006 年には、さらに上の等級のものに替わります。釧路市のページは、これで飛べる割合が大幅に良くなったと書いています。
二つの等級は、その後の制度の見直しで一つにまとめられました。
霧がどの季節にどのくらい出るのかは、気象の数字の読みものに書きました。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1961 年 7 月 | プロペラ機のための空港として開港。 |
| 1973 年 | 滑走路を 1,800 メートルに延ばす。ジェット機が飛べるようになり、東京便が始まる。 |
| 1995 年 10 月 | 霧のなかでも滑走路まで導く装置(ILS)の、高い等級のものを使いはじめる。 |
| 2000 年 11 月 | 滑走路を 2,500 メートルに延ばす。 |
| 2006 年 4 月 | さらに上の等級の装置を使いはじめる。この年、愛称が「たんちょう釧路空港」に決まる。 |
| 2020 年 1 月 | ターミナルビルの運営が、民間の会社に移る。 |
| 2021 年 3 月 | 滑走路などの運営も、民間の会社に移る。 |
03荷物
人だけでなく、魚も運ぶ。
北海道開発局のページによると、釧路空港からは、獲れたばかりの水産物が、羽田空港などを通って本州の各地へ運ばれています。
2019 年には、北海道の七つの空港(新千歳、稚内、函館、釧路、女満別、旭川、帯広)をまとめて民間の会社が運営する仕組みが決まりました。釧路空港では、2020 年 1 月にターミナルビル、2021 年 3 月に滑走路などの運営が移っています。
- 釧路空港は 1961 年に開港。釧路市と白糠町にまたがる丘の上にある。
- 1973 年にジェット機が飛べるようになり、東京便が始まった。
- 霧による欠航が長年の課題で、1995 年と 2006 年に、霧のなかでも降りられる装置が入った。
- 滑走路は 2000 年から 2,500 メートル。
出どころ:釧路市のページ「釧路空港」、国土交通省 北海道開発局のページ「釧路空港」。飛べる割合の数字は、どちらのページにも載っていないので書いていません。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。