01夏
いちばん暑い月でも、平均は 18.2 度。
釧路でいちばん気温の高い月は 8 月です。その 8 月の平均気温は 18.2 度。同じ 8 月の札幌は 22.3 度、東京は 26.9 度です。東京とは 8.7 度、同じ北海道の札幌とも 4.1 度の開きがあります。
昼の暑さを表す「日最高気温」の平均で見ると、8 月の釧路は 21.5 度。札幌は 26.4 度、東京は 31.3 度です。釧路では、平均としては 25 度に届きません。
02霧と日照
霧の出る日は、年に 96.9 日。
釧路で霧が観測される日は、平均して年に 96.9 日あります。札幌は 1.8 日、東京は 1.3 日です。
霧は夏に集まります。6 月が 15.9 日、7 月が 16.2 日、8 月が 15.2 日で、三か月を合わせると 47.3 日。夏は、ほぼ二日に一日が霧の日です。冬の 12 月から 2 月は、月に 2 日前後まで減ります。
その結果、日の照る時間は、夏より冬のほうが長くなります。釧路の日照時間は、1 月が 186.7 時間、7 月が 118.9 時間です。札幌は逆で、1 月が 90.4 時間、7 月が 168.0 時間。冬の三か月(12〜2 月)を合わせると、釧路は 545.4 時間、札幌は 276.6 時間で、釧路は札幌の 2.0 倍、日が照っています。
一年を通した日照時間は、釧路が 1,958 時間、札幌が 1,718 時間、東京が 1,927 時間です。霧の多い町ですが、一年の合計では東京とほぼ同じだけ日が照っています。
03冬と、海からの距離
寒いが、雪は少ない。内陸に入ると、もっと寒い。
釧路の 1 月の平均気温は −4.8 度、朝の冷え込みを表す「日最低気温」の平均は −9.8 度です。札幌の 1 月は平均 −3.2 度、日最低 −6.4 度なので、朝は釧路のほうが冷えます。
一方、雪は少なめです。一冬に降る雪の深さの合計は、釧路が 127 センチ、札幌が 479 センチ。釧路は札幌の 3.8 分の 1 ほどです。
同じ釧路地方でも、海から離れると数字が変わります。下の表は、五つの観測所を並べたものです。
| 観測所 | 年の平均気温(℃) | 1 月の日最低(℃) | 8 月の日最高(℃) | 雪の合計(cm) | 年の日照(時間) |
|---|---|---|---|---|---|
| 釧路海沿い | 6.7 | −9.8 | 21.5 | 127 | 1,958 |
| 白糠海沿い | 5.8 | −13.0 | 21.9 | 298 | 1,949 |
| 太田厚岸町 | 5.8 | −10.7 | 22.0 | 370 | 1,915 |
| 鶴居内陸 | 5.9 | −13.9 | 23.7 | 332 | 1,768 |
| 阿寒湖畔内陸・標高 426 m | 4.3 | −16.7 | 22.8 | 548 | 1,546 |
太田は厚岸町の観測所。雪の合計は、一冬に降った雪の深さを足したもの。
海沿いの釧路と白糠を比べても、1 月の日最低は釧路が −9.8 度、白糠が −13.0 度と、3.2 度の差があります。阿寒湖畔は −16.7 度まで下がり、雪の合計は 548 センチで、釧路の 4.3 倍です。逆に夏の昼は、内陸の鶴居と阿寒湖畔のほうが、海沿いより 1〜2 度高くなります。
- いちばん暑い 8 月でも、平均気温は 18.2 度。東京より 8.7 度低い。
- 霧の日は年に 96.9 日。6〜8 月に 47.3 日が集まる。
- 冬はよく晴れる。冬の三か月の日照は、札幌の 2.0 倍。
- 雪は札幌の 3.8 分の 1 ほど。ただし阿寒湖畔は釧路の 4.3 倍降る。
- 雨がいちばん多い月は 9 月(153.0 ミリ)。年の合計は 1,080 ミリで、東京(1,598 ミリ)より少ない。
数字の出どころ:気象庁「過去の気象データ」の平年値(1991〜2020 年の 30 年の平均)。観測所は、釧路(釧路地方気象台)、白糠・太田・鶴居・阿寒湖畔(アメダス)、比べる相手として札幌と東京。霧日数は、気象台で観測している釧路・札幌・東京だけにあります。平年値は 30 年の平均なので、その年ごとの天気とは違います。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。