01場所
国道 38 号沿い、太平洋のすぐ前。
道の駅「しらぬか恋問館(こいといかん)」は、白糠町の恋問にあります。釧路と帯広を結ぶ国道 38 号沿いで、建物のすぐ前が太平洋です。面している恋問海岸は、左右におよそ 10 キロメートル続く砂浜で、冬には、夕日が水平線に沈むところが見られます。
道の駅としての登録は 1993 年(平成 5 年)4 月。登録番号は 4 番で、全国でもごく早い時期の道の駅です。
2025 年 4 月 29 日、建物を新しくして、移って開業しました。新しい場所は、前の場所から白糠の市街のほうへ約 700 メートルです。登録から 32 年目の建て替えでした。
02中身
泊まれて、洗えて、充電できる。
新しい建物にあるものを、町のページと、北海道の道の駅の公式の案内から拾うと、こうなります。
| もの | 中身 |
|---|---|
| 車を止める場所 | ふつうの車 169 台、大きな車 25 台。屋根のある場所が 3 台ぶん。 |
| 電気自動車の充電器 | 2 台ぶん。 |
| 車で泊まる場所(RV パーク) | 12 台ぶん。予約制で、有料。 |
| 体を休めるもの | 海の見えるサウナ、24 時間使えるコインシャワー、コインランドリー。 |
| 食べる・買う | 町の特産品の直売所と、飲食店。真ん中に、食事や休憩のできる広間「あずましリビング」。 |
| 子どもと犬 | すべり台などのある遊び場「こっこパーク」と、ドッグラン。 |
| 眺め | 2 階の展望デッキから、恋問海岸と太平洋。 |
| 開いている時間 | 9 時から 19 時(飲食店は 10 時から)。休みは 12 月 30 日から 1 月 3 日。トイレは 24 時間。 |
直売所と食堂だけの、通りがかりに寄る場所ではなくなっています。車で泊まり、汗を流し、洗濯をして、電気自動車に電気を入れる。長い距離を車で旅する人が、半日から一晩を過ごせる作りです。
充電器については、案内に書かれているのは「2 台ぶん」ということまでです。どの会社の、どの形のものかは書かれていないので、ここでも書きません。使う前に、道の駅にお確かめください。
03人の数
300 日で、75 万人。
道の駅は、2026 年 2 月 22 日に、一年の入館者の目標だった 75 万人に届いた、と知らせています。開業した 2025 年 4 月 29 日から数えて、300 日目です。
一日あたりにすると、およそ 2,500 人。白糠町の人口は 6,840 人なので、町の人口の 110 倍の人が、300 日のあいだにこの建物に入ったことになります。
入館者は、買い物をした人の数ではありません。同じ人が何度も来れば、そのたびに数えられます。それでも、人口 7 千人の町に、これだけの人の流れが一か所にできた、ということは確かです。
04商売から見ると
町の外の人に、名前を覚えてもらう場所。
ここからは、私の考えです。
道の駅は、自分でお客さまを集めなくても、すでに人が流れている場所です。直売所に品物を置いている方、テナントで店を出している方にとっては、いちばん太いお客さまの道になります。ふるさと納税と並んで、白糠の品物が町の外の人の手に届く、二つの大きな窓口です。
ただ、道の駅で買った人は、店の名前まで覚えていないことが多いものです。「恋問で買ったあれ」で終わってしまうと、次につながりません。包みや札に店の名前と連絡先を入れておく。名前で探したときに、地図や小さなホームページで見つかるようにしておく。それだけで、もう一度買ってもらえる道が一本できます。
どこまでやる意味があるかは、商売によって違います。考え方は、「なぜ人に頼むのか」に書きました。
- 道の駅しらぬか恋問館は、1993 年に登録(登録番号 4)。2025 年 4 月 29 日に、移って新しくなった。
- 車で泊まる場所、サウナ、コインシャワー、コインランドリー、電気自動車の充電器(2 台ぶん)がある。
- 開業から 300 日で、入館者が 75 万人に届いた。一日あたり、およそ 2,500 人。
- 白糠町の人口の、110 倍にあたる。
出どころ:白糠町のページ「道の駅しらぬか恋問館」、北海道の道の駅の公式の案内「北の道の駅」の「しらぬか恋問館」と、2026 年 2 月 23 日のお知らせ「年間入館者数 75 万人を達成いたしました」。人口は住民基本台帳(2026 年 1 月 1 日)。開いている時間や設備は変わることがあります。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。