01量
量の 4 分の 3 は、サンマ。
先にお断りします。ここで読む厚岸町の統計は、2007 年(平成 19 年)までのものです。町のページに載っている魚の種類ごとの表は、1998 年から 2007 年の 10 年ぶんで、それより新しい年はありません。いまの数字ではなく、20 年ほど前の厚岸の海の姿としてお読みください。
2007 年、厚岸町の漁業の生産量は 34,371 トン、金額は 60.6 億円でした。
量でいちばん多いのはサンマで、26,359 トン。全体の 76.7% を占めます。続いてサケが 1,740 トン、コンブが 1,165 トン、アサリが 1,041 トンです。
10 年のあいだで、量がいちばん多かったのは 2006 年の 34,552 トン、少なかったのは 1999 年の 17,565 トンです。倍近い開きがあります。この上下は、ほとんどがサンマの獲れ方で決まっています。
02金額
金額で見ると、サンマは 3 分の 1。
金額で並べると、景色が変わります。
| 種類 | 数量(トン) | 金額(億円) | 金額の割合 | 1 kg あたり(円) |
|---|---|---|---|---|
| サンマ | 26,359 | 21.0 | 34.6% | 80 |
| コンブ | 1,165 | 11.6 | 19.2% | 1,000 |
| サケ | 1,740 | 7.9 | 13.1% | 456 |
| アサリ | 1,041 | 4.4 | 7.3% | 425 |
| カキ | 198 | 4.2 | 6.9% | 2,124 |
| ツブ | 864 | 2.4 | 4.0% | 279 |
| エゾバフンウニ | 15 | 2.1 | 3.5% | 14,144 |
サンマは、量では 76.7% ですが、金額では 34.6% です。残りを、コンブ、サケ、アサリ、カキ、ツブ、ウニが分け合っています。
1 キログラムあたりに直すと、差がはっきりします。サンマは 80 円。カキは 2,124 円。エゾバフンウニは 14,144 円です。ウニは 15 トンしか獲れていませんが、金額は 2.1 億円あります。
量がいちばん多かった 2006 年は、金額がいちばんの年ではありません。金額の最高は 2001 年の 74.4 億円で、2006 年は 68.2 億円でした。釧路港の読みもので見たのと同じことが、厚岸でも起きています。
03人
漁業を営む 506 のうち、285 がコンブなどの海藻採り。
漁業を営む家や会社の数(経営体)は、1985 年度に 696、2006 年度に 506 でした。21 年で 27.3% 減っています。
2006 年の 506 を、主な漁の種類で分けると、海藻を採る漁が 285 で、半分を超えます。カキの養殖は 45 です。厚岸は、沖でサンマを獲る船と、浜でコンブやアサリ、カキを採る人たちの、両方でできている港だと分かります。
町の表には、こう注が付いています。2007 年度より後は、町や村ごとの統計が取られていない、と。小さな町の産業の数字は、取られなくなると、あとから知る方法がなくなります。
- 2007 年の厚岸町の漁業は、34,371 トン、60.6 億円。
- 量の 76.7% はサンマ。金額では 34.6%。
- 1 kg あたりは、サンマ 80 円、カキ 2,124 円、エゾバフンウニ 14,144 円。
- 2006 年の経営体 506 のうち、285 が海藻を採る漁。
- ここに書いた数字は 2007 年までのもの。いまの数字ではない。
出どころ:厚岸町「産業統計 漁業」(漁業生産高、階層別経営体数、漁業種類別経営体数)。経営体の数は北海道農林水産統計年報によるもので、年度の数字です。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。