01どんな補助金か
小さな事業者が、お客さまを増やす取り組みに出る補助金。
ホームページを作るお金に使える国の補助金として、よく名前が挙がるのが「小規模事業者持続化補助金」です。小さな事業者が、自分で立てた計画にもとづいて、お客さまを増やすための取り組みをするとき、そのお金の一部を国が出します。
下は、第 20 回の公募要領(2026 年 5 月公開)に書いてある中身です。回ごとに変わるので、申し込む前に、必ずいちばん新しい要領を読んでください。
| 出る額 | 使ったお金の 3 分の 2。上限は 50 万円(条件を満たすと上乗せがあります)。 |
|---|---|
| 対象 | 小規模事業者。商業・サービス業は、いつも働いている人が 5 人以下。宿泊業・娯楽業と、製造業その他は 20 人以下。 |
| 申し込みの期間 | 2026 年 11 月 5 日から 12 月 15 日の 17 時まで。商工会・商工会議所に出してもらう書類(様式 4)の受付は、12 月 4 日まで。 |
| 結果が出る時期 | 2027 年 3 月ごろの予定。そのあと、お金を出すことが正式に決まるまで、さらに 1 か月から 2 か月ほどかかることがある、と書かれています。 |
| 申し込みの方法 | ネットでの申し込みだけ。「G ビズ ID プライム」という登録が、先に要ります。 |
02ホームページに使うとき
ホームページだけでは、申し込めません。
要領には、ホームページに関わるお金(ウェブサイト関連費)について、はっきり書いてあります。
- ホームページのお金だけでの申し込みは、できない。チラシ、看板、機械、展示会など、ほかの取り組みのお金と一緒に申し込みます。
- ホームページに関わるお金で申し込める補助金の額は、30 万円(税込み)まで。
03先に知っておくこと
もらえるのは、あとから。決まる前に頼むと、対象外。
- 審査があります申し込めば必ず通る、というものではありません。要領にも、通らない場合がある、と書かれています。
- お金は、あと払いです先に自分で全額を払い、終わってから報告を出して、補助金を受け取ります。そのあいだのお金は、自分で用意します。
- 決まる前に頼んだものは、対象になりませんお金を出すことが正式に決まる日より前に、注文や契約や支払いをしたものは、対象の外です。急いでいるホームページには、使えません。
- 計画は、自分で考えます要領には、事業者が自分で考えたと見られない場合は通さない、通ったあとでも取り消す、と書かれています。人に丸ごと書いてもらうものではありません。
- 窓口は、地元の商工会か商工会議所ですお店のある場所によって、どちらかが窓口になります。計画を見てもらい、書類(様式 4)を出してもらいます。早めに相談します。
04使うかどうか
補助金が出るから作る、は順番が逆です。
ここからは、私の考えです。
補助金は、やると決めていた取り組みの、お金の助けです。「3 分の 2 が戻るなら作ろうか」と考えはじめると、要らないものまで作ることになります。3 分の 1 は自分のお金ですし、書類を作る手間と、待つ時間もかかります。
先に、ホームページが要るかどうかを決めます。計算機で、かけたお金が戻るかを見てください。要ると決まり、ほかにもお客さまを増やす取り組み(看板、チラシ、機械など)を考えていて、半年ほど待てるなら、補助金を調べる値打ちがあります。
数ページの小さなホームページなら、補助金を待たずに作ってしまうほうが、早く役に立つことが多いと考えています。
申し込みの書類を、私が代わりに作ることはしていません。
資料:小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉第 20 回公募 公募要領、同 事務局のページ(2026 年 10 月に読んだもの)。日程や条件は変わることがあります。申し込むときは、必ず事務局のいちばん新しい案内を確かめてください。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。