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釧路港に、観光の船は年に何回来るか。

2019 年度は 15 回。感染症で 2 年ゼロが続き、2024 年度は 14 回まで戻りました。釧路市の入港の記録を、6 年ぶん数えます。

01回数

2019 年度に 15 回。2 年ゼロが続いて、2024 年度は 14 回。

釧路港には、旅の人を乗せた大きな船(クルーズ客船)が入ります。釧路市は、どの船が、いつ入ったかを、年度ごとの表にして公開しています。2019 年度から 2024 年度までの 6 年ぶんを数えます。

0510152019 年度 15 回2019152020 年度 0 回202002021 年度 0 回202102022 年度 2 回202222023 年度 12 回2023122024 年度 14 回202414回
釧路港に観光の船が入った回数。年度ごと。釧路市「クルーズ客船入港実績」から。

2019 年度は 15 回でした。2020 年度と 2021 年度は、0 回です。市の表には、感染症の広がりのために寄港が取りやめになった、と書かれています。予定に載っていた船は、2020 年度が 15 回、2021 年度が 8 回。それが全部、消えました。

2022 年度に 2 回、2023 年度に 12 回、2024 年度に 14 回。3 年かけて、もとの数に近いところまで戻っています。

年度入った回数取りやめアラスカの側から来た・へ向かった船いちばん大きい船(総トン)
2019 年度15 回1 回1 回115,906
2020 年度0 回15 回
2021 年度0 回8 回
2022 年度2 回1 回0 回26,594
2023 年度12 回3 回9 回82,862
2024 年度14 回4 回10 回115,906

02どこから

戻ってきた船の多くは、アラスカとのあいだを行く船。

表には、釧路の前に寄った港と、次に向かう港も書かれています。ここに、6 年のあいだの変化が出ています。

2019 年度の 15 回のうち、前か次の港がアラスカの側(ダッチハーバー、コディアックなど)だったのは、1 回でした。ほとんどは、日本の港を回る船です。

2024 年度は、14 回のうち 10 回が、アラスカの側から来たか、アラスカの側へ向かう船でした。春に日本からアラスカへ渡り、秋にアラスカから日本へ戻ってくる。その行き帰りの、日本で最後の港、最初の港として、釧路が使われています。

釧路は、日本の大きな港の中で、北太平洋の向こう側にいちばん近い場所の一つです。船の予定を並べると、その位置がそのまま表れます。

03船の大きさ

いちばん大きい船は、11 万 5 千トン。

2024 年度に入った船のうち、いちばん大きいのは 115,906 トンの船で、この年だけで何度も入っています。船を着ける場所は二つあり、14 回のうち 7 回が西港の埠頭、残りが街に近い東港の旅客船のターミナルでした。この年は、大きい船がすべて西港に、それより小さい船が東港に着いています。

はじめて釧路に入った船は、2024 年度に 5 隻ありました。

来なかった船もあります。2024 年度は 4 回が取りやめになり、うち 2 回は、表に「荒天のため」と書かれています。海が荒れると、予定は消えます。

04商売から見ると

船がいるのは、朝から夕方まで。

ここからは、私の考えです。

2024 年度の表を見ると、14 回のうち 12 回は、朝に着いて、その日の夕方に出ています。多くは朝 7 時か 8 時に着き、夕方 5 時か 6 時に出ます。お客さまが町で使える時間は、半日ほどです。

その半日で、歩いて行ける店、すぐ食べられるもの、持ち帰れる品物が選ばれます。船の予定は、市が前もって公開しています。入る日が分かっているのですから、その日に合わせて、店の前に英語の一行を出す、地図に店が出るようにしておく、といった用意ができます。

大きな仕掛けは要りません。年に十数回、日の決まっているお客さまです。

ここまでで言えること
  • 釧路港に観光の船が入った回数は、2019 年度 15 回、2020・2021 年度は 0 回、2024 年度は 14 回。
  • 2024 年度は、14 回のうち 10 回が、アラスカの側とのあいだを行く船だった。
  • いちばん大きい船は 115,906 トン。
  • ほとんどの船は、朝に着いて、その日の夕方に出る。

出どころ:釧路市「クルーズ客船入港実績」(2019 年度から 2024 年度の 6 年ぶん)。回数は、市の表の「寄港実績」の数です。アラスカの側の港は、表の前港・後港に、ダッチハーバー、コディアック、スワードなどと書かれているものを数えました。2025 年度は、予定の表しか公開されていないので、数に入れていません。このページの最終更新:2026 年 10 月 14 日。